保育士はハードで大変な仕事ではありますが、その分やりがいも沢山ある職業です。
さて、保育士のやりがいには具体的にどういったものがあるのでしょうか。
ここでは、保育士の仕事を通して得られるやりがいをご紹介します。
近年「保育士は保護者から文句を言われやすい」とネガティブイメージが付いてしまっていますが、保育士の仕事をしっかりと行えば、子供たちからはもちろん、保護者からも感謝されます。
保育士の中には、子供が卒園した後も付き合いが続き、家族ぐるみの付き合いに発展することもあるようです。
多くの人から感謝され、人の輪が広がるというのは貴重なやりがいの1つと言えます。
保育士というとルーチンワークな仕事というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、実際の保育士は実に多彩な仕事を行う職業です。
時には物事を教える先生、時には遠足のバスガイド、時には運動会などのイベントプランナーなど、枠にとらわれないさまざまな職種が保育士という仕事に含まれているのです。
担当する子供たちも毎年変わっていきますので、毎日新鮮な気持ちで仕事をすることができます。これも保育士のやりがいの1つと言えるでしょう。
保育園に通うのはまさに育ち盛りの子供たち。
わずが数ヶ月で外見も内面もどんどんと成長していく年頃です。
そんな子供たちの成長を近くで見守り、時には子供たちの成長を後押しできることは、保育士ならではのやりがいと言えます。
特に、卒業した子供たちが後々になって保育園を訪れた際、その成長した姿を見た時に大きなやりがいや達成感を得られたという保育士が多くいます。
保育園に通う子供たちは年齢も家庭環境も異なるため、臨機応変に対応できなければいけません。
まだ言葉が上手くしゃべれない小さな子もいますし、なかなか言うことを聞いてくれない子、いたずらをする子や乱暴な言葉を使う子、悩みを抱えやすい子など、例に出すだけでも実にさまざまな個性があります。
保育士はそんな子供たちに囲まれながら、大人として引率していくことになるので、自分自身の大きな成長につながります。
子供からの何気ない一言が自分を成長させてくれることもあります。
子供たちを見守りながら自分も成長できるというのも、保育士ならではのやりがいとなるでしょう。
保育士は、人が生きる中で一番短い“子供”という時間を共有できる魅力的な仕事です。
そこで得られるやりがいも経験も、他の職業では体感できないかけがえのないものと言っても過言ではないでしょう。
