年末年始の休みは今後のキャリアについて見つめなおすのに適したタイミングです。
2018年から新しいことにチャレンジしようといった目標を持っている方にとっては、その目標の実現に向けてどのような行動をすればいいか計画を練る時間でもあります。
新たな職種にチャレンジしたいのであれば、まずは資格の取得やキャリアプランの形成について考えることから始めるといいでしょう。
事務系の仕事は、一般事務から経理部門、医療事務などと仕事の幅が広く、それぞれの部門に適した資格を取得することでキャリアアップすることができます。
【一般事務におすすめの資格・検定】
・ 文書情報管理士(2級)
文書情報管理士は、個人情報の取り扱いなど、企業活動にとって不可欠な情報管理の能力を身につけるための資格です。
取得することで情報管理能力があることを証明できます。
試験対策講座などもありますので、一般事務を目指している方は受講してみるといいでしょう。
・ 日商PC
現代社会において、パソコンスキルはビジネスの必須スキルと言えます。
プレゼン資料の作り方やデータ分析の方法などと言ったパソコンスキルを持っていることを証明できる資格です。
3~1級のレベルがあり、スキルアップを目指すのであれば2級を目標にするといいでしょう。
【経理におすすめの資格・検定】
・ FASS検定
FASSは「Financial Accounting Skill Standard」の略称。
決算業務の進め方、各種税金の申告方法など、経理の仕事をするうえで必要不可欠な能力を持っていることを証明できる資格です。
・ 給与計算実務能力検定(2級)
給与計算は経理の仕事のひとつ。
その給与計算のために必要な基本技能を持っていることを証明する資格です。
【医療事務におすすめの資格・検定】
・ 診療報酬請求事務能力検定
医療事務の仕事には、医療保険制度に基づいた医療費を請求するためのレセプトの作成というものがあります。
専門性が求められるその業務を遂行する能力があると証明できるのが診療報酬請求事務能力検定です。
介護業界で働きたいのであれば、介護福祉士の資格は取得したいところです。
ただ、介護福祉士の資格は、2017年の1月実施の試験より、「実務者研修の修了」が受験資格に組み込まれました。
つまり、介護福祉士を目指すのであれば、実務者研修を受講しなくてはいけないということです。
実務者研修は学校を選んで、一定期間(標準受講期間は6か月)通学する必要があります。
しっかりと計画を練り、通いやすい学校を選ぶことが重要です。
正月休みを利用して、自分に合った学校やプランを考えてみてはいかがでしょうか。
保育の仕事を目指しているのであれば、まずは保育補助として働くことを考えてみるといいかもしれません。
保育補助であれば保育士の資格を持っていなくても、保育園で働くことができます。
もちろん、資格を持っている保育士との仕事内容は異なりますが、保育の現場で実際に働くことができるのはスキルアップにもつながります。
保育補助として経験を積みながら保育士資格を目指すなど、キャリアアッププランを考えてみましょう。
年末年始のお休みは新年の目標に向けたプランについて考えるのに適した時間です。
新しい世界に挑戦しようと考えている方は、2018年の目標が達成できるよう、年末年始のお休みを利用して計画を立てましょう。
一年の計は元旦にありですよ。