これから保育士に就職もしくは転職を考えているけれど、「イマイチ志望動機が思い浮かばない」「何を書けば就職に活きるか分からない」と悩んでいる方も多いでしょう。
一度悩んでしまうと志望動機はなかなか書き難いもの。
そんな保育士の志望動機を書くためのコツやポイントをご紹介します。
保育士の志望動機として、欠かせないのが「子供が好き」と「体力がある」の2つです。
この2点は保育士として働く上で特に重要となる要素であるため、志望動機に織り交ぜると好感されます。
ただし、この2点を書くのは通例ともなっていますので、そのまま書いただけでは特別注目を得られるものにはならないでしょう。
自分ならではのエピソードなどを織り交ぜ、納得のいく理由として述べることがポイントです。
多くの保育園がある中、なぜその保育園を選んだかという理由を志望動機に含めることも大切です。
なかなか難しい部分ではありますが、「保育園の方針に感銘を受けた」「職場の雰囲気が良かった」「規模が大きく成長できると思った」など、できる限りその保育園ならではの理由を、
仕事の意欲に直結する理由として述べることが大切です。
具体的に述べられるほど、よく仕事や職場を考えていると捉えられ評価アップにつながります。
逆に、「家から近かった」「学校や知人から薦められた」「給料が良かった」などの比較的単純な理由や受動的な理由は敬遠されることがありますので注意してください。
「前の職場より人間関係が良さそうだったので」「前の職場より働きやすそうだったので」など、前の職場を非難するような内容はネガティブに映りますので避けましょう。
また「高齢な私でも働き易そうだったので」「転職回数の多い私でも働き易そうだったので」など、自虐するような内容もネガティブに映りますので避けましょう。
志望動機でなによりも重要になるのは「一緒に働きたいと思えるか」の部分です。
例え立派な動機でなくとも、上手い文章でなくとも、セオリーと外れた内容であっても、相手がそれを見て一緒に働きたいと思えば、正解なのです。
もし自分ならではの個性的な動機があり、それが一緒に働きたいと思える内容であれば、下手に装飾せず正直に自分の言葉で伝えてみるのも1つの突破口になりますよ。
保育士不足は続いているものの、やはり志望動機はよく練らないと落とされることがあります。
「人材不足で忙しい職場だからこそ、一緒に働きたい人を選ぶ」ということも十分にありえるでしょう。
今回ご紹介した内容を織り交ぜつつ、ぜひ魅力的な志望動機を考えてみてください。
