就職活動は夏が本番となりますが、転職活動で動く方もゼロではないでしょう。
そこで気になるのが、転職活動の際の服装です。能力があっても身だしなみで礼儀に欠けてしまうと、思うような結果に至らないため、クールビズの意味も正しく理解する必要があります。
ここでは、転職活動の際の身だしなみについてご紹介します。
クールビズを推奨している企業が増え、転職時にもクールビズで面接を受けた方がいいのか悩む機会も増えています。
しかし、面接時のクールビズはNGで、スーツ姿で受けることが基本となります。
これは、クールビズが基本的に社員向けのものであり、社員ではなく、面接を受ける外側の人には適用されないと考えるべきでしょう。
事前にクールビズを指定された場合を除き、クールビズを着ていけば、TPOをわきまえられない人材だと思われてしまう可能性が高いのです。
ただし、面接の会場までジャケットを着ていく必要はありません。
しわにならないように手に持って移動するようにしましょう。
これはずっとジャケットを着ているために汗をかいてしまい、かえって不潔な印象を与えてしまうことを防ぐためです。
また、面接の前に汗を拭いて身だしなみを整えることは重要で、制汗スプレーやウェットシートを持ち歩くのは、夏場の転職の基本です。
近年は体臭に関するスメルハラスメントの意識も高まっているため、身だしなみと一緒に押さえておきたいポイントとなっています。
ただし、男女とも香りがきつすぎる香水はNGです。
転職時の面接などはスーツ姿が基本です。中に着るシャツも長袖が基本で、半袖のシャツ
はできれば避けた方が無難です。これは半袖のシャツ自体がTPO(就職/転職活動)に合わせた格好とは言いづらいからです。
面接の際に「ジャケットを脱いでもいいですよ」と促されることもあるでしょう。
この際、ジャケットの下は長袖のシャツを着ていた方がきちんとした印象に見えます。
「クールビズ可」と指定があってもジャケットを着ないだけの長袖姿で挑んだ方が良く、カジュアル度が高い物は避けるべきです。
また、シャツの色も白か薄いブルーが爽やかに映ります。
面接は折り目の正しさや礼儀を示す場であり、ファッションセンスを試す場ではないことを頭に入れて転職活動をしましょう。
夏場の転職活動には夏用のスーツを活用したほうが良いでしょう。
暑い季節の活動を少しでも快適に乗り切るためです。
一着も持っていないようならこの機会にそろえてみましょう。
