「東京に住もう!」と決意しても、東京には大小合わせて街がたくさんあります。
どの街もそれぞれの特徴を持っていて、簡単には選べないですよね。
通勤や通学で毎日通う駅があれば職場や学校に近い街がいいですが、大きな街の近くは家賃が高いなんてこともあります。
だからと言って家賃の安い街は周囲の環境が整っていなくて、生活が不便、なんてことも。
いったい、都内で住みやすい街はどこなのでしょうか。
ここでは、都内で住みやすいと言われている街をいくつか紹介します。
まずは「快適さ」を重視した住みやすい街をご紹介しましょう。
快適さを重点に置いていますが、その中でも比較的家賃の安いエリアを選びました。
・ 阿佐ヶ谷(あさがや)
杉並区にある阿佐ヶ谷はJR中央線沿線の街で、高円寺の隣。
高円寺に比べると落ち着いた印象がある阿佐ヶ谷ですが、その落ち着いた雰囲気が街に快適さを生んでいます。
大型スーパーなどもあり、家賃も高円寺に比べると休め。
JR中央線一本で、新宿や吉祥寺にたった10分で行けるのも大きなポイントです。
・ 仙川(せんがわ)
調布市にある、京王線沿線の仙川。有名女子大学等がある学生街で、駅前には大型スーパーやカフェなどが多く軒を並べて活気にあふれています。
治安がいいのもポイントで、街全体におしゃれな雰囲気があふれています。
京王線一本(各駅停車)で新宿まで20分、渋谷までは乗り換え一回で25分と、大都市までのアクセスも問題ありません。
・ 笹塚(ささづか)
渋谷区にある笹塚。商店街がたくさんある、渋谷区の中でも下町のような雰囲気あふれる活気のある街です。
スーパーもあり、生活に不便を感じることはないでしょう。
何よりもポイントなのが、笹塚駅が新宿駅の隣の駅であるということ。
京王線の電車で5分もかからず新宿へ出られます。
天気のいい日なんかは、歩いていける距離です。
乗り換えが一回ありますが、渋谷までも10分ちょっと出られますし、生活する分に困ることはないのではないでしょうか。
今度は「家賃の安さ」を重視した住みやすい街をご紹介しましょう。
家賃が安いと治安など、街自体の快適さが損なわれますが、その中でも比較的快適な街を選びました。
・ 成増(なります)
板橋区にある成増。家賃の相場が1DK で7万円以下と都内でもかなりの低家賃です。
新宿、渋谷までのアクセスは電車で20分~30分ほどかかりますが、それでも大型スーパーがあったり、ファストフード店なども充実していたりして、快適さもある街です。
治安も板橋区内では比較的いいほうですので、安心して生活できると思います。
・ 赤羽(あかばね)
北区にある赤羽。ラッシュ時の埼京線は超満員になりますが、昔ながらの居酒屋などが多い、独特の雰囲気のある街です。
また新宿や渋谷までも20分圏内で、池袋には10分以内で行けるなど、交通の便があります。家賃の相場は1DKで8万円以下。
ラッシュ時の電車が問題なければ、比較的快適に生活できるのではないでしょうか。
・ 綾瀬(あやせ)
足立区にある綾瀬。足立区は人気のあるエリアになかなか入りませんでしたが、綾瀬は昔よりはだいぶよくなっています。
家賃の相場は7万円前後。埼玉の大宮よりも家賃の相場は安いです。
新宿や渋谷まで30分以上かかりますが、家賃の安さを重視したいのなら綾瀬エリアも検討してみてはいかがでしょうか。
以上、「快適さ」重視と「家賃安さ」重視で住みやすい街をいくつかご紹介しました。
これから都内に暮らそうと思っている方は参考にしてみてください。