転職して新しい職場へ。
希望や期待もあるものですが、同時に見知らぬ場所や見知らぬ状況へと飛び込む不安もあるものでしょう。
その中でも大きな不安要素となるのは人間関係ではないでしょうか?
人間関係がうまく行けば、不安を乗り越えてゆけるものです。
ただ人間関係がうまく行かない場合は、仕事との相性は悪くなくても職場の居心地は悪くなってしまいます。
そんな新しい職場への不安を解消するためのポイントをいくつかご紹介したいと思います。
まずはできるだけ素早く、周囲の方の顔と名前を覚えるようにしてみましょう。
話し掛けるとき「(名前)+(役職名)」で呼びかけるようにするだけで、呼ばれた方が受ける印象はだいぶ違うものです。
「(名前)+さん」でもいいのですが、役職名をつけることで、より丁寧かつ周囲に溶けこもうとしている姿勢を受け取ってもらえます。
新しい職場においては、実際の年齢や立場にかかわらず全員が「先輩」にあたります。
“教えてもらう”という立場を自覚し、丁寧な言葉使いや態度を心がけましょう。
特に男性にありがちな失敗が、若い女性に対するなれなれしい言葉使いで、これはとても嫌がられる原因になりますから、“相手がどう感じるか”を意識することが大切です。
職場の状況にもよりますが最初は何も解らなくて当然です。
逆に言えば質問が気楽にできるのは最初だけとも言えますから、最初のうちは解らないことはどんどん尋ねていきましょう。
そこからコミュニケーションが発生することもあります。
その際も自分は“教えてもらっている”という認識を持って、何度も聞かなくて済むようにメモなどを心がけましょう。
どこの職場でもそうですが、性格が合う人、合わない人はいます。
それが自然と考えたほうが気持ちを楽に保てるかもしれません。
合わない人と無理に仲良くなろうとせず、うまく仕事を回すことを優先し、自分と性格が合う信頼できる人を少人数でも見つけることからはじめてみましょう。
性格の相性もあるでしょう
そこから他の人間関係へと繋がっていく糸口にすればいいのです。
最大のコツは「焦らない」ことです。最初は仕事や人間関係において失敗も食い違いもあるでしょう。
ですが、どんな失敗だとしてもフォローはできますし、時間は色々なものを解決してくれます。
もしも苦しい状況になったとしても、「時間が解決してくれる」という考えを持っておくことも大切です。
そうした考えを持つことで、新しい職場だとしても余裕のある行動や振る舞いが徐々にあらわれ始めるはずです。