北海道は東京、大阪、神奈川に次いで日本で4番目にコールセンターが多いということをご存知でしたか?
実は北海道はコールセンターが非常に多く、有名企業が北海道にコールセンターを置くことも少なからずあるのです。
何故北海道にはこんなにもコールセンターが多いのでしょうか?
その秘密に迫ります。
まずは職場の環境を整えやすいことが挙げられます。
北海道でのオフィスの賃料はなんと東京の1/3ほどなのです。
毎月のオフィスの維持費を圧倒的に抑えることが出来るため、コストカットという観点では北海道の職場は最適だということが分かります。
北海道は方言が強いイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は札幌は日本語の発音が標準語に近く、電話での会話をする上でネガティブに働くことがあまりないこともポイントとなっています。
オフィスの賃料が格安でスタッフも充実しているので、コールセンターとしての相性がとても良いことが、大手企業もコールセンターを札幌に置いている理由なのです。
コールセンターのお仕事は一般的なお仕事と比べ、時給が比較的高額な求人なので、お仕事をする側は効率よくお金を稼ぐことができます。
札幌の一般的な時給の相場は現在800?900円とされていますが、札幌のコールセンターでは950?1100円という高めの設定です。
また特に札幌では10か所の大学、11か所の短大、そして81か所の専門学校があるため働き盛りの学生さんが多くいます。
基本的には残業が無く、完全シフト制のコールセンターが多いので予定に合わせて働くことができるのも魅力です。
立地面からの特徴として地震や台風などの自然災害から回避できる可能性があることも挙げられます。
首都圏だけに拠点が密集してしまっては、万が一の災害時に全て倒壊してしまうリスクを抱えてしまいます。
企業として回らなくなってしまいますよね……。このようなリスク回避の1つの手段としても、北海道にコールセンターが増えているのです。
このように北海道にコールセンターがあることは土地代・オフィス代・リスク回避・人件費などを考慮に入れると、非常に合理的であることが分かります。
時給も北海道の中では充実している金額なので、今後は働く側の需要も大きくなりそうですね。