どんな仕事も人によって向き不向きというものがあります。
医療事務を目指すにあたって「自分は医療事務職に向いているのだろうか？」と気にかけている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、医療事務スタッフに求められている性格や資質、そして面接の際にどのようなアピールが効果的なのかについてご紹介します。
医療事務スタッフは、いわば「病院の顔」として主に受付などで業務を行います。
病院を訪れる患者さんの中には、具合が悪く座っているだけでもつらいという方もいます。
来院された方に不快な対応を取るような人が受付にいたのでは、病院の信頼がなくなるばかりか、患者さんの具合がさらに悪くなってしまうかもしれません。
正しいマナーが身についている人、どんな場面でも臨機応変に対応できる力を持っている人、どんな人とでも意思疎通ができるコミュニケーション力を持つ人は、医療事務スタッフに向いているでしょう。
また、どんなに忙しいときでも、患者さんに対して思いやりの気持ちを持って接することができる人が好まれます。
具合が悪そうな人に声をかけるなど、細やかな気づかいができる人も医療事務に向いていると言えるでしょう。
医療事務は患者さんを相手にするだけが仕事ではありません。
どんなにコミュニケーション力に長けていても、専門的な知識やスキルを持っていなくては務まる仕事ではありません。
医療保険やカルテを見るときに必要な知識はもちろん、医療報酬の算定に関する知識も必要です。
基本的なことではありますが、医療事務に必要なスキルを習得できている人が就ける職業なのです。
また、今は業務でパソコンを使う病院がほとんどです。最低限のパソコンの知識も習得しておきましょう。
面接時では、自分の性格をしっかりとアピールするのが大切です。
お伝えしたとおりコミュニケーション能力が大切になる仕事なので、その点もアピールするべきポイントですが、もうひとつ伝えたいのが「向上心」です。
医療事務を続けていくに当たり、向上心は必須です。
医療の業界の進歩や発展はめまぐるしく、うっかりしていると古い情報の中にいることになりかねません。
