ミニマリストとは、必要最低限のものしか持たない生き方のことです。
本当に必要なものだけを残して生活することで、時間や気持ちに余裕を持って過ごすことを目指します。
季節の衣替えは、ミニマリストになるチャンスです。また、衣替えには仕事にもメリットがあります。
ここではミニマリストとはなにか? また、衣替えをきっかけにシンプルライフを送る方法についてご紹介します。
ミニマリストは、自分が暮らしやすい生活を目指しています。
ぞれぞれのスタイルがあるため、他人を参考にすることはありますが真似はしません。
冬服から夏服への衣替えの時期は、最高気温が25度を超える前の6月が良いと言われています。
衣替えはクローゼットをうまく整理をして服を出しやすく片付ける良いきっかけになります。
服の中には、何年間もずっと着ていないものの「いつか着るかも」という思いから捨てることができないものもあるのではないでしょうか。
しかし、着なかった服はやはりいつになっても着ないままであることが多いです。
そのため、衣替えをしているときに「しばらく着ていないな」と感じた服があった場合は、思いっきって捨てるようにしましょう。
着尽くした服や来年は着なさそうな服などは、クローゼットに戻す前に本当に必要かどうかを考えて、不必要なものは処分しましょう。
そうすることで、クローゼットの中は必要なものだけになり、すっきり整理できますよ。
必要なものだけだと管理する時間が少なく済むので、時間に余裕が生まれます。
服を並べかえることやたたむ時間、季節ごとの衣替えなどに費やす時間や手間が少なくなるからです。
また、買い物も減ってくるため、買うために費やす時間や選ぶ時間も別のことに使うようになります。
毎朝、着る服を選ぶときにも迷いが少なくなるので、身支度が早くできて楽になるでしょう。
必要なものが常に整理されている環境は、例え仕事で疲れているときでも何に対しても素早く対処することができるはずですよ。
ミニマリストで節約してできた時間は、趣味や仕事のスキルアップ、休息など自分の好きな時間に使うことができ、有意義なものとなるでしょう。
迷わないことは、それだけ決断が早くできるということです。余計なことに気を遣うことや考えることがなくなるので、精神的な疲れが軽減されるでしょう。
気持ちを落ち着かせることができるため、ストレスが少なくなります。頭の働きも良くなるため、読書などやりたいことに集中しやすくなるのです。
ひいては生活の質や仕事への意欲向上につながり、自分の生活を有意義なものへと変化させることに繋がります。
服の量が減るため、収納場所が減って部屋をよりシンプルに見せることができます。
さらに「ものを増やさない」と意識することは、後になって「いらなかったな」と思うような衝動買い減らすことにつながり、経済的になります。
このようにして、自分の過ごしやすいシンプルな生活を作り出すことができるのです。
現代人は、普段多くのものに囲まれている生活を送っている傾向にあります。
それを少しずつ精査して減らしていくことで、ものでは変えられない有意義な時間を手に入れることができるかもしれません。
衣替えをきっかけに、ミニマリストの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?