大学に入学するのならば上京したい、就職するのならば首都圏で、などの希望を抱いていらっしゃる地方在住の学生や就活生の方も多いのではないでしょうか?
都内で新生活を始めようと考えている方のために、ここでは都内の住みやすい街や街選びのポイントをご紹介しましょう。
都内で一人暮らしをする際にポイントとなる点は大きくわけて3つ。
1:治安
2:家賃(物価)
3:交通の便
当然ですが、治安がよく交通の便がよい場所は物価が高くなります。
また逆に交通の便も治安も悪い場所は物価が安くなります。
これらのポイントごとに、都内の住みやすい街やエリアを紹介しましょう。
東京23区内で一番治安がいいとされているのは文京区です。
東京ドームや後楽園、六義園のあるエリアですね。
古くから文化人や政治家、学者の住む街として知られており、いまでも大病院などの多い文化水準の高い地区です。
平均所得も高く、首都圏では埼玉県さいたま市浦和区に続く高水準となっています。
文京区に限らず、平均して所得の高い地域のほうが治安はよいという傾向があります。
都内で平均家賃の安いエリアは足立区、葛飾区のエリアでしょう。
最寄り駅で言えば東京メトロ千代田線の北綾瀬の家賃が安くなっています。
交通の便があまりよくない駅ですが、それでも家賃相場が5万円を切るというのは、大学生や新社会人には魅力的なのではないでしょうか。
交通の便で言えば山手線沿線が間違いなく便利であると言えるでしょう。
しかし交通の便のよさから家賃が高いことは否めません。
人気の通勤エリアである新宿・渋谷・新橋などに60分程度で行ける路線を探すという手もあります。
最後に、都内にこだわらないという選択肢をご紹介しましょう。
むしろ学校や就職先によっては近隣県に出た方が移動時間も短く、かつ家賃も安いということもしばしば発生します。
先述の埼玉県の浦和区などは、治安がよく、東京、新宿、渋谷、恵比寿などに乗り継ぎなしに30分でアクセスできるなど交通の便も申し分ありません。
またそのわりに家賃も都内より安く、ベッドタウンとして人気のある街です。
また、三鷹や国立、立川のエリアまで選択肢に入れればかなり家賃の相場は下がるでしょう。
都内人気はいまだ根強く存在していますが、交通網の発達した現代では、わざわざ都内を選ぶ必要はないのかもしれません。
東京と郊外都市にはさまざまな街があり、いろいろな生活様式で人々が暮らしています。
地名よりも路線図と相談して、自分のフィーリングを信じて、新しい街での新生活をはじめてください。