一人暮らし、連日の残業、受け取れない宅配荷物。頭の痛い問題ですよね。
近年では不在配達の多さとそれによる宅配便配送員、運送会社への負担も社会問題となっています。
どうすれば一人暮らしでも宅配をきちんと受け取れるのでしょうか?
ここでは、不在であっても宅配便を受け取ることのできる方法をいくつか紹介します。
大規模な集団住宅などでは宅配ボックスを備え付けているところも増えてきました。
使用にある程度のコストがかかることもありますが、冷凍・冷蔵便や書留などの一部郵便物を除けば、受け取り手が不在でも荷物を受け取ることができるので安心です。
また簡易宅配ボックスを利用するという手もあります。これは家や部屋の前に簡易的な鍵つきの箱を用意するというもので、いくつかの日用品メーカーが販売しています。
ただしあくまでも簡易的なものであるため防犯面では弱く、トラブルが発生してしまうケースもあるようなので、過信は禁物です。
郵政を含むいくつかの運輸業者では営業所(郵便局)留めという方法を使うことが出来ます。
宅配の送り先を各営業所に指定し、自らでその営業所に出向いて荷物を受け取るという方法です。
営業所が開いている時間であればいつでも受け取ることが出来るので、貴重な品物や大きな品物、冷凍・冷蔵便を送られることが多かったり時間の都合がどうしてもつかない場合に便利な手段です。
また数は少ないのですが、場所によっては24時間営業の営業所もあるのでお近くの方は利用してみるといいでしょう。
営業所に留め置いてもらえる期間は約1週間ほどのところが多いようです。
営業所に到着している旨の連絡については個人相手ではしてくれない業者もあるので、その場合は自分で荷物が届いているかを確認の上、各営業所に出向く必要があります。
ほとんどの宅配業者はコンビニでの荷物の受け取りが可能です。
受け取り先の店舗は自由に指定できますし、コンビニの営業時間中ならいつでも荷物を受け取ることが出来るのでとても利便性の高い受け取り方法です。
サイズが大きかったり重たかったり高価であったりする一部の荷物は受け取ることが出来ませんが、一般的な荷物であれば問題なく受け取ることができます。
ただし、コンビニによって提携している運送業者が違うため、提携先の違う業者の運搬した荷物を受け取ることは出来ませんので、荷物を送って貰う際には自分の受け取りたいコンビニがどの業者と提携しているかを確認し、その業者を利用して送って貰うようにしてください。
ほかにも時間指定をして荷物を届けてもらう、駅のロッカーを使って荷物を受け取るなどの方法もあります。
通信販売などで宅配を利用することの多い現代ですが、自分の利便性のためにも、宅配便配送員、運送会社への負担を軽減するためにも荷物は一度で受け取りたいものですよね。
これら様々な受け取り方を利用して、自分に一番あった荷物の受け取り方をみつけてください。