一般事務は営業や販売などに比べて「土日が休み」「ノルマがない」「ストレスが少なそう」
また、事務スキルは転職に活かせそうなどのメリットがあることから、人気の職業となっています。
ただそれだけに応募をする方も多く、また希望する方の数に比較して求人数が少ない為、経験者の方であっても別の企業へ転職するのは難しい場合もあるといわれています。
では未経験の方が一般事務に転職をするには、どのようにすればいいのでしょうか。
今回は未経験から一般事務になるための方法についてお話しします。
まずは一般事務が具体的にどのような仕事をしているのかについて見ていきましょう。
一般事務の仕事内容は企業によって少しずつ違ってきますが、一般的には書類の作成や伝票の処理、電話の対応や来客の応対などとなります。
一般事務は世間的に「楽な仕事」というイメージが持たれているようですが、もし楽な仕事がしたいという理由で一般事務の仕事を探しているのであれば、少し考え方を変えたほうが良いかもしれません。
一般事務も企業規模や人員数、時期によってはやはり忙しく残業が多くなることもあります。どの企業の一般事務であっても「楽」ということはありません。
しかし職場によって多少差があるとしても、ホワイトカラー系の職業である事務職の人気はとても高くなっているため、未経験から採用されるのは難しくなっています。
では未経験の方が一般事務として採用されるためには、どういったところがポイントになってくるのでしょうか。
・未経験をカバーできるだけの強みがあるか?
たとえば前職で営業の仕事や接客の仕事をしていた方であれば、前職で積んだコミュニケーション能力を強みに変えることができます。
前職で何か一般事務の仕事に繋がるものがないか考えてみましょう。
・必要なスキルを持っているか?
一般事務の仕事に特殊なスキルは必要とされませんが、少なくとも「Word」「Excel」「PowerPoint」などを使うためのパソコンスキルは持っていなければなりません。
マイクロソフトが認定する国家資格である「Microsoft Office Specialist」を持っていれば、転職をする上で大きな武器となることでしょう。
今回は未経験者が一般事務に転職するための方法について紹介しましたが、一般事務に限らず、事務職は企業における「縁の下の力持ち」の役割を担っています。
そういったことを踏まえると、性格的には困っている人がいたら放っておけない、人を助けることに喜びを感じるような献身的な性格の人が事務職に向いているといえるでしょう。
加えて書類の作成や伝票整理などの業務は細かいミスが発生しやすいものであるため、慎重で丁寧な仕事をできる人が、一般事務として働いたときに大いに能力を発揮できるはずです。
未経験から一般事務に転職するのは決して簡単なことではありませんが、今回の内容を参考に自分の強みをみつめ直して、一般事務への転職にチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。