絵本の読み聞かせは単に子どもを楽しませるだけでなく、子どもの知能向上や性格形成などに貢献し、さまざまなメリットをもたらしてくれます。
子どもに絵本を読み聞かせることで期待できる7つの効果をご紹介します。
読み聞かせは、子どもの脳を刺激し活性化させるため、学習能力や知能を向上させることができます。
また、多くの言葉や文字に触れる事で、言語能力そのものの向上にもつながります。
子どもは絵本を繰り返し読み聞かせてもらうことで文章を自然と理解していくようになり、文章を理解する力や将来の文章作成力にも影響してきます。
これらの文章理解力や作成力は今後大学入試センター試験でも重視されていく予定とされているため、お子さんの将来にプラスとなるはずです。
子どもは絵本のストーリーからさまざまなイメージを作るようになります。
絵本の読み聞かせは子どもの想像力や発想力の向上にも役立つのです。
また、子どもの知的好奇心を高めてくれるでしょう。
子どもは絵本の登場人物の心情を理解しようとします。
これは情操教育となり、子どもの心の成長につながります。
人の気持ちを理解することで、人を思いやれる人間に成長します。
情緒をしっかりと表現して読み聞かせてあげれば、子どもはそのしぐさを真似るようになり感情表現も豊かになっていきます。
一緒に絵本の物語の楽しみや悲しみを共有することで、親子間の絆が深まります。
また、子どもを膝の上に乗せるなどスキンシップを図りながら読み聞かせてあげるときに分泌される「オキシトシン」というホルモンは、IQやストレス耐性の向上を促すと考えられています。
絵本の読み聞かせは、子どもの一つのことに集中する力を伸ばします。
本や文字に対する抵抗感を減らすことにも役立ち、小学校に入学後の授業にスムーズにシフトしていくことができるでしょう。
子どもだけではなく、読んであげるママにもプラス効果があります。
絵本を音読することで脳の前頭前野が鍛えられ、一種の脳トレ効果が得られます。
これは集中力アップや思考力、記憶力アップにつながり、ママの仕事や生活に役立ってくるはずです。
以上のように、絵本の読み聞かせにはさまざまな効果が期待できます。
特に小さいうちから読み聞かせを行えばより効果的なので、できるだけ早くから読み聞かせを行ってあげてください。