介護職は重労働やつらい仕事というイメージを持たれることの多い職業。
しかし、実際にこの仕事に携わってみれば、やりがいやメリットを感じられる部分も多いことがわかります。
介護の仕事をしている人はどんな点をメリットややりがいとして感じているのかをご紹介します。
就職先や転職先に困ることがないのは、介護職の大きなメリットです。
慢性的に人手不足な職種なので、資格があればもちろんのこと、資格がなくても就職するのはそれほど難しくありません。
転職する場合も同様で、様々な施設でキャリアを積もうと考えて転職することも介護職の場合はさほど難しくはありません。
ほかの職種ではなかなかこうはいきません。
介護の仕事は過酷ではありますが、勤務時間に関して言えば、残業が少なく休日出勤もほとんどありません。
多くの施設で完全週休二日制が徹底されていますし、仮にそうではない職場に当たってしまった場合でも、より条件の良い職場を見つけて転職しやすいので安心です。
介護職は身体を使う仕事です。
勤務時間中はほとんど動き続けていることになるため、現代人とは切っても切り離せない運動不足と無縁に生きていくことができます。
介護職は老人や要介護者のお世話をします。それゆえ自分が「誰かの役に立っている」ことをダイレクトに感じられる職業だと言えるでしょう。
もちろん、すべての職業は誰かに必要とされて存在していますが、介護士を必要としている方は「介護士がいなければ自立して生活することができない」のです。
そうした方々の手助けをすることで、仕事の「やりがい」を越えた「生きがい」を見つけることもできるでしょう。
介護職が世間で言われているとおり過酷な仕事であることはひとつの事実でしょう。
しかし、そればかりではないというのもまた事実です。
介護職ならではのメリットはたしかにあり、それを大きく受け止められる人に向いている職業です。
特に、誰かに求められること、役に立っていることに充実感を覚えるような方にはとても向いています。
今後ますます高齢者が増え、介護職は人手不足が激化していくと予想されます。
自分に向いているのかもしれないと思う方は、職業の選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
