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介護のコツってどんなものがある? これから介護を始める方必見!

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介護のコツってどんなものがある? これから介護を始める方必見!

介護のコツってどんなものがある? これから介護を始める方必見!?

「混合介護」介護のコツってどんなものがある? これから介護を始める方必見!?

誰の生活においても介護の必要性はいつ発生するか分かりません。老いていく家族の介護が、ゆるやかに始まることもあるでしょう。
あるいは突然の身内の事故などでその日が来るかもしれません。

それは職業としての介護を選んだ人であっても、そうではない人であっても同じ事です。
不慣れな介護に戸惑ってしまわないように、介護に関して「気持ち」と「体」の面から気を付けるべきポイントをみていきましょう。

■気持ちのための注意

介護が必要な方というのはつまり体が自由にならない方です。だんだんとそうした状態になってきた方も、突然そうなってしまった方もおられますが、ほとんどの要介護者は一様に不自由さと不安さを抱えています。
精神的に不安定になっている場合も多いので、まずは声を掛けて会話を交わすことでその気持ちを落ち着かせてあげることが重要です。

彼らの多くは不安に怯えているものです。介護をする立場の方は、彼らが苛立っているということを理解し、その不安を解消しながら、彼らが本当に必要としている介護は何であるかというのを聞き出したり、理解してあげたりする必要があります。

たとえば「本が読みたい」という要介護者の言葉が「目がよく見えないことがつらい」であるのか「本屋に行きたい=外出がしたい」なのか「本に書かれている内容が知りたい」であるのかを判断することが、介護の重要なポイントのひとつです。

■体を動かすときの注意

■体を動かすときの注意

介護のなかでは要介護者の体に触れ、その体を動かすことが頻繁にあります。
本人の意志で動いていない人間の体というのは何十キロもある骨と肉の塊ですから、そう簡単に動かすことはできません。
動かそうとして初めてその難しさに気が付く方もおられるかもしれません。
そんなときに、どうすれば要介護者の体を楽に動かせるのか、ポイントをみてみましょう。

1:要介護者と介護者の体を近づける
相手の体に自分の体をなるべく密着させることで負荷のかかる範囲を拡げ、面でその体重を受け止めることで重さのある人間の体でも動かしやすくなります。

2:介護者は重心を低くする
介護者の重心が低くなることで安定感は増しますので、出来る限り介護者は低い位置に自分の重心を取りましょう。

3:水平移動を心がける
ベッド上での移動や椅子からベッドへの移動などについても、上下移動よりも水平移動のほうが容易であるのはいうまでもありません。
動きの無駄を省き、なるべく上下の移動は減らすようにしましょう。

介護とは心身を磨り減らす本当に大変な仕事です。
そのため、一番大切なポイントは「介護者側が思い詰めない」ことです。

大変な介護の続いたあとには深呼吸をして、自分はよくやったと自分を褒めてあげることを忘れないで下さい。
他にも好きな音楽を聴いたり、趣味に興じたりといった自分自身のストレスを解消することも大切な行為です。
より良い介護を行うためにも、まずはご自分の身体を気遣って、介護に臨まれることをオススメします。

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